【1分でわかるカウンタック】#3 1億円超えの最終モデル「25thアニバーサリー」って?
「1分でわかるカウンタック」の#3となる本記事では、ランボルギーニ創立25周年を記念して登場した「25thアニバーサリー」と過去10年のオークション市場についてご紹介します。

最終進化系モデル「25thアニバーサリー」
1988年に登場した「25thアニバーサリー」は、カウンタックシリーズの最終進化系モデルです。当時ランボルギーニに在籍していたオラチオ・パガーニによって、フロントバンパーやサイドスカート、リアバンパーが再設計され冷却性能が向上し、空力性能も大幅に改善。また、インテリアもより快適になるよう改良されました。「最も洗練されたカウンタック」とも呼ばれるこのモデルは、シリーズ最多の657台の生産数を誇ります。


過去10年で倍以上に成長中!富裕層増加が理由の一つか
ランボルギーニの革新と伝統が融合したモデルとして25thアニバーサリーが多くのスーパーカーファンに愛されていることは、オークションの市場での上昇傾向からも見て取れます。

10年ほど前は4000万円前後で取引されていたのが2022年には倍の約8000万円、ここ数年では1億円単位に上昇しています。カウンタックそのものに価値があるのは当然ですが、この上昇の背景の一つには、富裕層人口の増加が挙げられるでしょう。
2021年には世界のミリオネアが520万人増加し(※1)、ビリオネアに関してはこの10年間で1757人から925人増の2682人になりました(※2)。富裕層はアセットマネージメントの一つとして、高価なクラシックカーをポートフォリオに組み込む傾向があります。
非富裕層には羨ましい話かもしれませんが、つまり往年の名車には、資産としての価値と趣味や夢、所有することで生まれる感情の機微などの感情的価値の両方の側面を備える魅力があるということなのです。
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全3回にわたって「カウンタック」についてご紹介してきました。1971年に発表されたプロトタイプ「LP500」では斬新なデザインで人々の度肝を抜いたあと、最終モデル「25thアニバーサリー」に至るまで、その進化は常に熱い視線を集めました。日本においては一世一代のムーブメントを巻き起こし、その輝かしい歴史は褪せることなく永遠に語り継がれていきます。
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AND OWNERS編集部
参照
(※1)Millionaire Status Is On The Rise With 5.2 Million People Joining The Club
(※2)Billionaire Ambitions Report 2024