【レポ】ランボルギーニコレクション発表!夢を夢で終わらせない共同保有の魅力とは
2024年7月16日、AND ARTは社名を「AND OWNERS」(アンドオーナーズ)へ、同サービス名を「& OWNERS」にリニューアルし、ランボルギーニコレクションの取扱いを開始しました。同日、メディア関係者向けにランボルギーニお披露目発表会を開催。AND OWNERS代表・松園詩織によるプレゼンテーションのほか、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員であり自動車ライターとして活躍する西川 淳(にしかわ じゅん)氏をお招きしてトークセッションを行いました。本記事では、発表会の模様をご紹介します。

「& OWNERS」が切り拓く実物資産の共同保有の世界
発表会は代表・松園の挨拶から始まりました。一部抜粋・編集してご紹介します。

「本日は弊社のサービスリリースから5周年の記念すべき日でもあります。私たちにとって特別な日にこのような機会をいただけて嬉しく思います。私たちは、ハードルが高いといわれているアートをより多くの人に楽しんでいただけることを目指して2018年に創業し、これまで運営してまいりました。47作品を取り扱い、オーナー権購入者の70%以上がAND ART(現:& OWNERS)を通じて初めてアートを購入いただいていることから、今まで富裕層に限られがちだったアート市場に新しい経済圏を作り出してきました」
AND OWNERSは昨年11月に東証プライム上場の株式会社FPGにグループインしました。今後はFPGの金融分野のノウハウを生かしながら、当サービスの対象をアート作品だけでなく「実物資産」へと拡げていくことが今回のリニューアルの背景です。続けて、アップデートされたサービス名「& OWNERS」に込めた思いをご説明しました。
「『& OWNERS』というサービス名には、『自分自身の価値観や感性により一層フォーカスを当てながら、オーナーとオーナー、人と人が繋がりさまざまなモノを所有(=own)して価値を分かちあうことを目指す』という思いを込めています。今回のリニューアルを機に、アートを超えた実物資産の共同保有プラットフォームを目指していきます」
スーパーカーのコレクション価値と資産価値を多くの人に届けたい
今回のリニューアルに伴い、AND OWNERSは市場連動価格の導入や売却に関するルールの改定、取引手数料の変更など、よりお取引いただきやすいように改定を行いました。また、ランボルギーニコレクションのオーナー様には、来年の春頃に予定しているオーナー様限定の鑑賞イベントへのご招待などの限定特典の提供を予定しています。
ここで改めてスーパーカーの価値について振り返り、& OWNERSが早くもご用意しているランボルギーニコレクション第二弾についてもお知らせしました。

「クラシックカー、コレクションカー業界における最大手のオークションハウスの一つであるRMサザビーズが発表した2022年のデータによると、2022年の売上高は約1,227億円(9億2,500万ドル)を超えました(※1)。RMサザビーズ、ボナムス、グッディング&カンパニーといった有名カーオークションハウスを合わせた2017年の総売上は約416億円(3億7100万ドル)でした(※2)。2022年はRMサザビーズの一社のみで、2017年の有名カーオークションハウスの売上高を超える伸びとなっており、マーケットとしてもこの数年でより巨大なものになっています。
今回取り扱うランボルギーニは、”We are not supercars, We are Lamborghini”に象徴されるように、創業時より『完璧な車とは何か』を追求し続ける唯一無二のメーカーです。2023年は販売台数、売上高、営業利益、営業利益率のすべてで過去最高の数字を叩き出しました。売上高は約4190億円(26億6000万ユーロ)まで成長しており、極めて成長性のあるブランドといえます。(※3)
また、8月以降(予定)に世界で30台しか生産されていないモデル、ランボルギーニ・ディアブロGTR#17の取扱いを開始します。今後はこれらランボルギーニのラインナップを始め、コレクション価値が高く、わくわくするような実物資産を、より多くの方へ届けられるよう尽力してまいります」

トークセッション「ランボルギーニの魅力とは」
次にMC進行のもと、自動車ライター・編集者の西川 淳氏(以下敬称略)を迎え、トークセッションを行いました。

西川:自動車ライターの西川 淳と申します。1991年に自動車メディアの業界に参入後、99年に独立しました。今回展示されているランボルギーニですが、スーパーカーブームは、まさにランボルギーニブーム、カウンタックブームだったのではないかと思います。当時、ドアが上下に開閉するカウンタックを初めて見たとき、「こんな車があるのか」と、宇宙船をみたような衝撃を受けました。
日本のスーパーカーの文化を牽引してきたブランドがランボルギーニであり、スーパーカーというジャンルを作ったのもおそらくランボルギーニだと思っています。また、その最初の車がここにある「ミウラP400」だと考えています。

ランボルギーニ社の業績は現在でも素晴らしく、新車の納車は2年待ちといった状況です。新車の人気が高まるにつれてクラシックのランボルギーニの価値も向上しています。この20年ぐらいで10倍以上の価値になっているのではないでしょうか。
松園:私はスーパーカー世代ではないですが、それでもランボルギーニに対する憧れがあり、改めて魅了されています。まさか自分がランボルギーニを扱うとは思っていませんでした。ランボルギーニはデザインが素晴らしいので、私はアート的に捉えています。スーパーカーもアートも同じように洗練された価値を持っているのではないでしょうか。今回取り扱う2台は今見てもデザインとスタイリングが衝撃的で、ずっと見続けることができますね。
西川:1966年にミウラP400がデビューし、1974年にカウンタックがデビューしました。いずれもデビューから50年以上経過していますが、半世紀を経て今なお新鮮な車だと思います。当時も衝撃的でしたが、今の人が見ても印象に残るデザインだと思います。
私がランボルギー二・カウンタックを購入した当時は、たまたま今よりも安く購入することができました。しかし現在の購入価格は億を超えています。夢を夢で終わらせずに所有に近づける共同保有の仕組みは、大きなメリットだと思います。

松園:ありがとうございます。個人的にも憧れを憧れで終わらせないことは大切だと思います。まさに近年、所有の概念も多様化していると感じているんです。ブロックチェーンが誕生し、NFTのアート作品も生まれてきました。賛否両論ありますが、所有体験の本質は好きなものを「自分ごと化」できることもひとつではないでしょうか。そういった意味で、憧れとの距離を埋めるツールとしてこのプラットフォームを使っていただきたいな、と思っています。
西川:確かにリアルなコレクターの実態としても所有の仕方はそれぞれですね。基本的に走らせることはなくガレージにとめてリビング越しに鑑賞したり、保管したりすることも多いのです。共同保有であれば、車全体だけでなくとも「エンブレムだけでも自分が所有できている」と思えるとワクワクしますね。
ちなみに、こちらのミウラP400はスーパーカーの元祖ともいえるモデルです。約750台製造されたなかで、この個体はシリアル番号80番台の車です。貴重な初期製造に加えて、ヒストリーがしっかり残っており、所有者の履歴が全て明らかです。さらにイタリアのナンバーワンのレストアラーが仕上げています。マニアでもなかなかわからないポイントを押さえて購入されていますね。
また、このカウンタックは走行距離が約3,400kmと極めて短く良い個体です。さらに塗装が新車時のオリジナルのままです。クラシックカーの世界では、レストア(新車のような状態まで修復、復活させること)した車も当然価値がありますが、現在ではオリジナルの状態で温存されてきたプリザベーションも非常に評価されはじめています。このまま所有し続けることで価値はさらに向上するのではないでしょうか。
MC:なるほど。改めてその価値や、実物資産とこのサービスの相性を確信できました。
西川: 実物資産の共有サービスは、憧れや夢のまた夢だったスーパーカーに近づく一歩になりますね。
トークセッションの後に質疑応答とフォトセッションが行われ、本発表会は終了しました。憧れに近づき、夢を夢で終わらせない新しい& OWNERSのサービスを引き続きお楽しみください。
ミウラP400はこちら

カウンタック25thアニーバーサリはこちら

参考
(※1)https://rmsothebys.com/the-worlds-best-collector-car-auctions/
(※2)https://octane.jp/articles/detail/3672
(※3)https://octane.jp/articles/detail/10041