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KAWS・ウォーホルとユニクロの再コラボ、落合陽一の個展開催 など【アートニュース】

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AND OWNERS編集部がピックアップするアートニュースをお届けします。


KAWS 、アンディ・ウォーホルとユニクロのコラボが再び実現。彼らの世界観に浸れるアートブックも限定発売

現代を代表するアーティストであるKAWSとアンディ・ウォーホルがユニクロと再びコラボレーションした「UTコレクション」が8月23日に発売されました。同コレクションは、アメリカのアンディ・ウォーホル美術館にて2024年5月に開幕し世界を巡回する「KAWS + Warhol」展の開催を記念して実現しました(東京では2026年に開催予定)。

さらに、展示会のアートブックも全国のユニクロ・オンラインストアで発売されています(数量限定、本記事執筆時点では完売)。アートブックでは2人のアーティストの類似点をこれまでにない形で紹介しており、KAWSのインタビューや展示会の様子も掲載された充実した内容になっているそう。購入者には限定ショルダーバッグのプレゼント付きです。

また、世界各地のユニクロ店舗に巨大な「COMPANION」(バッテンになった目が特徴のKAWSによる代表的なキャラクター)やアンディ・ウォーホルのアートが出現。日本ではユニクロ銀座店、ユニクロ原宿店で見ることができます。

今回はTシャツだけではなく、スウェット、コーチジャケット、ソックス、トートバッグなど多様なアイテムが登場。アートブックや店舗での展示と合わせて、彼らの世界観に浸ってみるのはいかがでしょうか。

ユニクロ スペシャルサイトhttps://www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/ut/kaws-warhol
KAWS + Warhol展ウェブサイト
https://www.warhol.org/exhibition/kaws-warhol/

友沢こたおの個展『Réflexion』が開催。南條史生による企画展シリーズ「NANJO SELECTION」の第5弾

友沢こたおの個展『Réflexion』が中目黒のN&A Art SITEにて、8月30日(金)から9月28日(土)まで開催されます。

友沢は、スライムを被った人物や赤ちゃんの人形をモチーフとした、独創的でインパクトのある絵画で国内外から評価を得ているアーティストです。

Slime CXCVII 2024、油彩、 116.7 x 91 cm
友沢こたお ポートレート

今回の個展は、日本を代表するキュレーターであり美術評論家の南條史生が企画を行う展覧会シリーズ「NANJO SELECTION」の第5弾です。南條は今後の活躍が期待される若手アーティストの企画展を2023年から精力的に開催してきました。

本展は友沢こたおが東京藝術大学大学院 美術研究科を修了後初の個展となります。代表作であるスライムを被った人物を描いた油彩作品だけでなく、新しい試みとなる”Reflection”シリーズも初公開するそう。

シンプルながらもどこか不思議な唯一無二の作品を作り出す、新進気鋭の若手アーティストによる注目の展覧会です。

開催概要
展覧会名: NANJO SELECTION vol. 5 友沢こたお 個展『Réflexion』
会期:2024年8月30日(金) – 9月28日(土) 12:00-17:00 (日)(月)(祝)休 
会場:N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6)
ウェブサイト:https://nanjo.com/nanjoselection_vol5-kotao_tomozawa

落合陽一が個展を開催。鰻屋・鮨屋をモチーフに江戸文化を現代のデジタル表現で紐解く

東京建物株式会社が運営するアートギャラリー-BAG-Brillia Art Gallery-で、落合陽一の個展が9月7日(土)から10月27日(日)まで開催されます。

(画像出典

-BAG-Brillia Art Gallery-は東京駅の東側に位置する”YNK(インク)”エリアに立地。YNKとは、八重洲・日本橋・京橋の頭文字をとった地域の通称です。古く江戸時代には全国から職人と商人が集い、現在はまちづくりの施設やスタートアップの企業などイノベーションの集積地でありながら、鮨屋・鰻屋・蕎麦屋など日本を代表する食のお店が商いをする、歴史を感じるエリアとなっています。

今回、落合陽一はYNKエリアで老舗を営む人や有識者へのインタビュー、フィールドワークなどを重ね、歴史・文化を深く調査・研究したといいます。

そして、本展の中心となる「一仏五鮎八鰻三角縁仏獣鏡(いちぶつごでんはちまんさんかくぶちぶつじゅうきょう)」と「鰻ドラゴン」の彫刻をはじめとした作品を制作したそうです。

落合が長年培ってきた哲学と美学、そして江戸の伝統と現代のデジタル表現が融合した芸術表現とは、一体どのようなものなのか?
きっと新しいアート体験ができることでしょう。

落合陽一(Yoichi Ochiai)プロフィール

メディアアーティスト。1987年生まれ。2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。近年の展示として「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」(北九州, 2021)、「Ars Electronica」(オーストリア, 2021)、「晴れときどきライカ」(ライカギャラリー東京,京都, 2023)、「ヌル庵:騒即是寂∽寂即是騒」(Gallery & Restaurant 舞台裏,2024)など多数。また「落合陽一×日本フィルプロジェクト」の演出など、さまざまな分野とのコラボレーションも手掛ける。

開催概要
展覧会名:落合陽一個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン/ Divine Duality: Sushi, Null, and the Eel Dragon in Edo’s Cyclical Time and Space」
会期:2024年9月7日(土)~ 10月27日(日)11:00-19:00(定休日:月曜)
会場:BAG-Brillia Art Gallery- (東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル1階)
ウェブサイト:https://www.brillia-art.com/bag/


AND OWNERS編集部