【ミウラP400S編】ボロボロなのに○億円?!化けるクラシックカーのオークション落札事例
砂まみれ、ボコボコの車体、錆びてしまった部品、剥がれた塗装……。一見すると廃車のように見える車もオークション市場では何千万円、何億円と驚くような価値がつくことがあります。本シリーズは、様々なクラシックカーのオークション落札事例をご紹介します。

ランボルギーニ「ミウラP400S」約1億4730万円
2024年10月26日に開催されたRMサザビーズ「The Junkyard: The Rudi Klein Collection」で1969年製のミウラP400Sが約1億4730万円($967,500)(※)で落札されました。
この車は……
・46年以上に渡ってジャンクヤードで保管
・数少ないノンレストアの車両のひとつ
・オリジナルのシャシー、V12エンジン(エンジンナンバー30366)、ボディ(フロントクラムシェルとロッカーパネルトリムを除く)を保持
本車両のオリジナルのボディカラーは「ジャッロ・フライ」(イエロー)でした。しかし、ランボルギーニで長年働いていたエンツォ・モルッツィの記録によると、1969年にイタリアの顧客へ納車する前に、工場でブルーに再塗装されたことが判明しています。そのため、この車両はカラーが変わったとはいえ、「工場出荷時のオリジナルの塗装」を保持しているとみなされています(同じく内装もオリジナルを保持)。
その後カリフォルニアの顧客の手に渡りますが、1978年に事故を起こしてフロントクラムシェルとロッカーパネルのトリムを欠損。それでも修理されることなく古びた姿になってしまいましたが、RMサザビーズによると「完全未修復の状態でオリジナルのP400Sを見つけるのは非常に困難」とのこと。その上、オリジナルのV12エンジンやシャシーを保持していたこと、来歴が詳細に残っていること、そして著名コレクターであるルディ・クラインの個人コレクションの一部だったことも加えて、本車両は高い価値を見出すことになりました。
【&OWNERSで取扱中!】
フルレストアされた「ミウラP400」(シャシーナンバー3171)を一枠10万円から販売中。一人では手に入れることが難しいスーパーカーの原点の共同オーナーになれます。

AND OWNERS編集部
(※)日本円の落札価格はオークション開催日のレートで計算